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2013年11月

頑張れアイソン

Ison 今までイマイチで、彗星黒歴史に名を残しそうだったアイソン彗星が急増光しているということで、月齢12で観測条件は悪いのですが護摩壇山へ行ってきました。現地へ到着したのは23時ごろ。月が沈むのは4時55分ごろで薄明開始まで10分ほどしかありません。その間にお目当てのアイソン彗星を撮影する計画です。

 現地は台風並みとは言わないもののかなりの強風で、焦点距離の長いTOAにはかなり悪い状況です。パンスターズ彗星のときも同じ状況だったような気も・・・・・。アイソンが昇るまで時間があったので試写してみると1分露出だとほぼ星が点像になりません。30秒露出で約半分の確率です。そのうえ、EOS6D用のレリーズの不調でろくに撮影できません。仕方なくISO3200で30秒露出、スマホアプリのWIFIを使ってシャッターを切ります。

 アイソン彗星が昇る時間になって、望遠鏡を向けようとしても月が明るく星の並びがほとんど分かりません。結局月が沈む直前に導入成功、構図も決定です。彗星は5cmファインダーでも見つけられます。私には尾までは見えませんでしたが、写真では予想外に大きく尾が伸びているのがわかります。ネットで見つけた昨晩の彗星の写真よりさらに伸びているようです。それも何筋かにわかれ、結構複雑な形の尾がわかります。

 しかし、やはり成功率は約半分で、彗星基準のコンポジットを行うと背景の星がうまく線上なってくれませんでした。しかし、これからの撮影には月が出ている条件になりますし、高度も低くなってきます。近日点通過前の最後の月のない10分間をものに出来たので50点といったところでしょうか。今まで残念な状況だった分、これからの成長が楽しみな彗星になってきました。

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